技術論文の書き方
  日本の製造現場から応募される論文の多くは、英語の質そのものに問題があるだけでなく、内容についても文脈の流れに沿って明瞭かつ正確に伝えるという論文作成の基本が全く備わっていないものが極めて多い。
  製造現場では、急速な技術の発展に時々刻々対応しなければならないために、現場で必要な専門知識を身につけることに追われて、論文を書く能力を身につけるところまでなかなか手がまわらないのが現状のようである。
  日本が海外から評価される生産技術大国であるとするならば、半導体産業の真の生産技術を諸外国に英語のドキュメントとして正確に伝える責務をISSMは担っている。世界の人々が十分理解できるような理論的、体系的なドキュメント作成を製造現場の技術者が習得することは、わが国の生産技術を一層強化しり道でもある。

「ISSM論文委員会委員長 ソニー 服部 毅 氏(1999年当時)」より抜粋

「わかり易い論文」とは、説明が具体的で明瞭であり、目的・技術・成果を、相手に正しく伝えることができる論文である。
わかり易い文章を書くためには、
・はじめに、研究開発や改善プロジェクト・・・・・・・・・
・つぎに、その目標にしたがって・・・・・・・・・・・・・
・そして、正確な実験や実装を行って・・・・・・・・・・・

わかり易い論文を書くということは、単に文章作法だけの問題ではない。正しい手順をきちんと踏んで、初めてできることなのである。

「文書の目的と経緯」より抜粋


「論文の質向上分科会」メンバー(作成当時)
 売賀氏(日本TI)
 北村氏(日本IBM)
 池田氏、井上氏(NEC)
 小池氏、有門氏(東芝)
 桐迫氏、長田氏、井窪氏(富士通)
 福田氏(三洋)
 服部氏(ソニー)
 中島氏(NEL)
 広藤氏(松下電子)
技術論文の書き方